下北半島の玄関口、野辺地を知りたい!

もしも十津川&亀井のコンビが野辺地へ旅したら?

青森の中でもかなりの豪雪地帯で知られている「野辺地」は下北半島の玄関口になります。豪雪地帯なのでもちろん冬はスキーを存分に楽しめる場所です。そして夏にはやませの影響でとても涼しい風が吹く野辺地町。下北半島の玄関口なので、名産品のホタテをはじめとした豊富な海の幸が野辺地への旅でのお楽しみになりそうな感じです。

北海道へのフライトでは、飛行機の機内からくっきりと下北半島を確認することができます。本州の最北端に位置する下北半島。その玄関口の野辺地を拠点に下北半島へ旅をしたくなります。日本の秘境100選に選ばれているだけに、アクセスがちょっと心配になりますが野辺地にある「まかど温泉」はとても歴史のある温泉です。なんといっても源義経が入浴したという言い伝えもあるほどの歴史ある温泉です。まかど温泉に宿泊して、美味しい海の幸を堪能して歴史に思いを馳せる旅もいいですね。

青森県野辺地町を知りたい

下北半島の玄関口の野辺地まで行こうと思いつきました。本州最北端への旅はどうやっていこう~!!えっ??そこからですか?そうなんです。そこから計画していくからこそ、旅はより楽しくなります。

東京方面からの場合には、東北新幹線を使っていく方法に飛行機で行く方法、西村京太郎作品のようにいろんな鉄道に乗ることを目的した方法も楽しいかもしれないです。西村京太郎風にアリバイ工作もできそうなのが、東京から飛行機で函館に行きそこから特急列車スーパー白鳥に乗って青森そして野辺地に行くというのも、気分はアリバイを見抜く十津川警部の気分になれそう。もちろん旅のパートナーには亀井刑事役になってもらいましょう。

西村京太郎作品の鉄道ミステリー風に、十津川警部と亀井刑事が野辺地町を捜査で歩くとすると、どんな感じになるのか気になります。警視庁にいるよりも、電車に乗っている時間や捜査先の東京都以外に出ているほうが断然多いような気がするので、温泉とか土地の特産物とかにも妙に精通している警部なのでここは下北半島の玄関口も詳しそう。

十津川警部と亀井刑事が野辺地へ行ったら?どんな旅になるのかを想像してみると、第3セクターの青い森鉄道も通っていたりするのでどんな旅になるのか楽しみになるか?!と想像してみます。

スモーカーの十津川警部は、ついつい考え事をすると次から次へとタバコを吸います。それを自分でもまずいな。と思いつつも禁煙できない警部です。十津川警部は亀井刑事のことを「カメさん」と呼びます。亀井刑事のほうが年長ですが、「十津川警部」と上司を立てています。そしてこちらはノンスモーカーです。

十津川警部が動く

「カメさんちょっといいかい?!」と十津川警部は、ある事件に関係するファイルを見ているときに亀井刑事に声をかけました。「カメさんは東北出身だよね?東北出身のカメさんにちょっと聞いてみたいことがあってね。」と言います。

カメさんこと亀井刑事の出身は青森県で、育ったのは宮城県の仙台なので東北のことについて聞きたくなったら、十津川警部は亀井刑事にいろいろと尋ねるのでした。

「東北出身のカメさんに聞きたいのは、青森県の野辺地なんだよ。自宅の郵便受けに手紙が届いたんだよ。差出人には名前がなくてね。その手紙をカメさんみてくれるかい?」と言って亀井刑事に手紙を渡しました。

【十津川警部 様 ご無沙汰しております。十津川警部をはじめとした警視庁捜査一課の方々のおかげで無事に事件も解決していただき、まことにありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。ようやく事件も解決したことを受けて、こちらのほうもいろいろな手続きも含めてすべてが一段落いたしました。もろもろの手続きや、すべての整理を終えて私もようやく肩の荷を降ろした気持ちになりました。 子どもの頃に育った「ヤマセ」の風がとても懐かしく思い出すことが多くなり、これはヤマセの風に吹かれながら今後のことを色々と考えてみたいと思います。】

亀井刑事に手紙を渡して、十津川警部は「カメさんは、このヤマセって知っているかい?恥ずかしながら私は知らなくてね。それでヤマセについてなんだろうと調べてみたんだよ。そうしたら、山に背と書いて、やませと読むんだね。オホーツク海気団から吹いてくる冷たく湿った風ということをこの年になって知ったよ。ははは。」

「警部知っていますよ。ヤマセですよね。仙台平野にもヤマセが吹きますから。まさか警部の口からヤマセという言葉が出るとは思わなかったですね。ヤマセですか・・・。懐かしいですね。でも警部ヤマセが吹くのは仙台平野以外にも吹きますよ。岩手県や福島でも吹きますから。この手紙の方が東北出身者だということが分かりますが、警部はよくこの文面だけで青森県の野辺地とお分かりになりましたね。」

「そうなんだよ。最初は誰だかピンとこなくてね・・・。いろいろ考えたんだが、最近の事件で確か旦那さんがこっちのほうが、奥さんの方が東北訛りがあったな。というのを思い出してね。そして資料を見直したら、奥さんの方は青森県野辺地で旦那さんとは青森のねぶた祭りで知り合ったというのが印象的で覚えていたんだよ。最初カメさんが、奥さんの東北訛りに気づいたんだよね。それでわたしは青森県出身で仙台育ちです。というと、そうなんですか?!と嬉しそうな顔を思い出したんだよ。それで青森県の野辺地というのを思い出したというわけなんだ。」

十津川警部は半月ほど前に、迷宮入りするであろうと思われていた事件を解決したことを思い出していました。あの事件が終わってからもう半年経っていたんだ。確かまだ寒い時期だったことを思い出していました。寒い時期に泊り込みで捜査本部で、足を棒にしながら聞き込みから帰ってくる部下達の姿を思い出しながら「カメさんこの手紙をもらってちょっと気になってね。一緒に野辺地へ行かないかね?特に事件も起きていないから、ふたりで事件なしで遠出をするには良いチャンスだと思ってね。」と言うと、亀井刑事も「いいですね。ここのところ事件がらみでバタバタしていましたが、落ち着いていますし、私もヤマセの風を久しぶりに感じたいですよ。東京は暑くて暑くて叶わないんですが今頃の青森は涼しくて旅をするには一番いい時期です。」とすぐに話に乗ってきました。

どうやっていこうか?

亀井刑事は時刻表を持って来ました。もう亀井刑事も野辺地へ行く気マンマンです。「警部、飛行機だと羽田から日本航空で三沢空港か青森空港まで飛んで行く方法もありますね。でもやはりせっかく新幹線のはやぶさがあるので、はやぶさに乗っていきましょう。一度乗りたいと思っていたんです。ところで警部はもうはやぶさには乗車されましたか?」

「いやーそれが残念ながらまだなんだよ。妻からはやぶさのグランクラスというのに乗って旅行に行こうといわれているんだけど、なかなかグランクラスのチケットが取れなかったりせっかく取れても私の方が仕事になったりしてね。せっかくとったグランクラスのはやぶさには、家内が姪っ子を連れて行ってきたようだけど私自身はまだ残念ながらまだはやぶさに乗っていないんだよ。この機会だからカメさん、はやぶさに乗っていこうじゃないか。」

ということになりました。ふたりとも仕事がら数日分の着替えは置いてあるので、すぐにでもいけるようです。早速休暇願を出して、東京駅へと向かいました。亀井刑事は自宅に電話を入れると、電話口のむこうでは亀井刑事の息子の健一君が「いいなぁ~~ボクもはやぶさに乗りたかったのにな。でも学校だから仕方がないよね。夏休みには絶対にはやぶさに一緒に乗ろうね。」と健一君は鉄ちゃん(子供の鉄道ファン)なので、電話口からも健一君が興奮している様子が感じるほどです。

「そうか!カメさんの息子さんは、電車が大好きだったんだよね。健一君には悪いことしたかな。先にお父さんが乗るのは。」と、苦笑しながら話す十津川警部は、まだまだ時刻表を見ています。「カメさん、これに乗ろう。これだと沢山電車にも乗れるし、まだ日が暮れないうちに野辺地へ到着できるぞ。」ということになり、慌しく十津川警部と亀井刑事のふたりは休暇をもらい東京駅へと向かいました。

切符を緑の窓口で購入してから、東京駅の新幹線乗り場へと向かって「はやぶさ17号新青森行き」に乗り込みました。「緑色の車両がピカピカしていてきれいですね~。」とE5系の車両を見て亀井刑事は嬉しそうです。2人は指定席に座り駅で買ったお弁当を開きながら、はやぶさの車内で少し早いお昼ご飯を食べることにしました。

「それにしても東京駅から東北行きの新幹線に乗るなんて、なんか変な感じですよ。まだ慣れませんね私は。上野行きの電車に乗って上京して、帰省するときにも上野発の列車で故郷に帰っていましたから。東北新幹線が開業した時もかなり嬉しかったんですが、その時も上野駅発着でしたので、確かに東京発着は便利なんですがどうもまだ慣れなくて。上野に行くだけで、なんだか懐かしい気持ちになるんですよ。」と東北出身者らしい亀井刑事の言葉に、十津川警部は「いいな~~ カメさんは。故郷があるだけでも羨ましいよ。生まれも育ちも東京だから、故郷があるっていうだけでもいいな。と思うよ。それに私が育ったところはごく普通の住宅地だし、東京が故郷だとはとてもじゃないけど思えないな。」

「それにしても、カメさん。東京駅限定のこのお弁当は美味しいね。東京駅限定のお弁当があるなんてしらなかったなぁ~」「警部本当ですね。東京駅限定の理由が分かりましたよ。このお弁当には東京の老舗の味が使われているですね。ケンイチがこのお弁当を買ってきてというから、なんだろうと思ったら東京駅限定ということもあって、お土産にも人気のある駅弁なんですね。警部はこのお弁当お好きですか?」「もちろんだよ。カメさん。東京生まれで東京育ちの私にはこれが故郷の味かもしれないね。」と、事件もない旅行というだけで十津川警部と亀井刑事は駅弁談義をしています。

いつも事件事件に追われている警視庁捜査一課のふたりは、頻繁に東京駅からいろんな電車や新幹線にのって事件を解決するために移動していますがゆっくりと選ぶ時間すらなく、たまたまあったからという感じや空腹を感じて車内販売で買う程度なので、休日らしく東京駅でじっくり駅弁を選ぶことが出来ていつもの東京駅とは違う新鮮な感覚を楽しんでいます。